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 このデータベースの記述は文献をもとに有用性に関する様々な情報を簡単に要約して記述したものです。各種の詳細や利用方法については必ず参考文献や専門書をご確認下さい。薬用を考えておられる方は医師や薬剤師などの専門の方にご相談の上で用いてください。生薬などの取り扱いに関しては、薬事法などの対象になるものも含まれておりますので、ご注意下さい。
野生植物[その他の成分利用がされている種]
の行です
あ かさたなはまやらわ
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和名(表示順) 学名 科名 その他の成分利用
カカツガユ Maclura cochinchinensis var. gerontogea Ohashi クワ 材から黄色い染料をとる。
カクレミノ Dendropanax trifidus Mak. ウコギ 漆状(黄漆)の樹脂を、家具などの塗料に用いる。
カタバミ Oxalis corniculata L. カタバミ 煮汁を白髪染めに用いる。生葉汁で、鏡や真鍮をみがく。中国では、水浸液を殺虫剤に用いる。徳之島では洗濯に用いる。
カラスムギ Avena fatua L. イネ 香料にする。
キカラスウリ Trichosanthes kirilowii var. japonica Kitam. ウリ 根の澱粉を、天瓜粉の原料に用いる。
キキョウラン Dianella ensifolia DC. ユリ マレー半島では干した根を香料に用いる。
ギシギシ Rumex japonicus Houtt. タデ 鉄媒染によるねずみ色の染料に用いる。
キツネノヒマゴ Justicia procumbens var. riukiuensis Yamamoto キツネノマゴ 根を魚毒に用いる。
キツネノボタン Ranunculus silerifolius Lév. キンポウゲ 有毒植物で、便所の殺虫に用いる。
キツネノマゴ Justicia procumbens L. キツネノマゴ 喜界島では魚毒に用いる。
ギンゴウカン Leucaena leucocephala de Wit マメ 樹皮を、皮なめしに用いる。
クサギ Clerodendrum trichotomum Thunb. クマツヅラ 古くは果実を青色染料に用いた。
クズ Pueraria lobata Ohwi マメ 種子から油が採取できる。
クスノキ Cinnamomum camphora Presl. クスノキ セルロイドの原料に用いる。
クスノハガシワ Mallotus philippensis Muell. -Arg. トウダイグサ 果実の赤色の腺点と星状毛を、工業用染料に用いる。種子油を、石鹸の製造や潤滑油に用いる。
クロガネモチ Ilex rotunda Thunb. モチノキ 樹皮からトリモチをつくる。染料に用いる。
クロバイ Symplocos prunifolia S. & Z. ハイノキ 木灰を、触染剤に用いる。
クロマツ Pinus thunbergii Parl. マツ 樹幹からとった松脂を、石鹸やニスの原料に用いる。
クロミノスズメウリ Melothria liukiuensis Nak. ウリ 実を砕いて煎じて黄色染料にする。
クロヨナ Pongamia pinnata Pierre マメ 種子の油を灯用、石鹸や蝋燭の原料、燃料に用いる。インドシナでは種子の油を漁に用いる。
グンバイヒルガオ Ipomoea pes-caprae Sweet ヒルガオ 沖永良部島では、干して焼いた灰を「リュウキュウアイ染」に混用する。
ゲッキツ Murraya paniculata Jack ミカン 粉末にした樹皮を化粧用にする。花を芳香油の精製に用いる。
ゲンノショウコ Geranium thunbergii Sieb. et Zucc. フウロソウ 染料に用いる。
コブナグサ Arthraxon hispidus Mak. イネ 黄八丈などの黄色染料に用いる。
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