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野生植物
整理番号 29370
和名 ギンゴウカン
別名 ギンネム
学名 Leucaena leucocephala de Wit
別学名 Leucaena glauca Benth.
科名 マメ
別科名
方言名 ギンネン(徳之島)、ニィブイギー、ネムノキ(喜界島)、ニィブイグサ、ネプリギ(奄美大島)、ニィブイバナ、ニブイギ(沖永良部島)、ニィブイプジァキ、ニィブイブジァキ(与論島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 帰化(奄美群島以南、小笠原)
民間療法
生薬名
その他の成分利用 樹皮を、皮なめしに用いる。
有用・有毒成分 一部の品種を除き、葉や種子は、有毒のアミノ酸ミモシン(β-[N-(3-ヒドロキシ-4-ピリドン)])-α-アミノプロピオニック酸を含む。
食用 炒った種子を、食用やコーヒーの代用品にする。若莢や、若葉、花を食用にする。葉は家畜飼料にするが中毒を起こすことがあり、家畜への無毒化処理が行われる。
加工利用 種子を、ネックレス等の工芸品に用いる。林業品種の木材を、パルプ、薪炭に用いる。
植栽利用・観賞利用 日陰樹、肥料木、砂防樹、生垣、鉢植え、切花に用いる。
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/内藤喬(1956)奄美大島有用植物誌.鹿児島大学南方産業科学研究所報告 1(3):97-151./林弥栄(1985)山渓カラー名鑑日本の樹木.山と渓谷社./近藤典生・湯浅浩史(1989)マメ科資源植物便覧.内田老鶴圃./清水矩宏・宮崎茂・森田弘彦・廣田伸七(2005)牧草・毒草・雑草図鑑.畜産技術協会./多和田真吉(1994)沖縄産植物ギンネム,ゲットウおよびツルグミ中の生理活性物質の有効利用法 (<報告>(財)農芸化学研究奨励会 第20回(平成4年度)研究奨励金受領者研究報告).日本農芸化学会誌68(6): 1049-1050.日本農芸化学会