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野生植物
整理番号 47160
和名 グンバイヒルガオ
別名
学名 Ipomoea pes-caprae Sweet
別学名 Ipomoea pes-caprae ssp. brasiliensis Oostst.
科名 ヒルガオ
別科名
方言名 アメフリバナ、テーヌカズィラ、ヒルガオ、ファマカズィラ(奄美大島)、ハマカジラ(沖永良部島)、パマカジラ(与論島)、ハマカズィラ、パマカズィラ、ハマカズラ(奄美大島、沖永良部島)、ハマカンダ(奄美大島、徳之島)、ファマカンザ(喜界島)
法令指定・レッドデータブック掲載 鹿児島県:分布重要
分布 四国、九州以南
民間療法 葉の煎剤を軟化、化膿促進、リウマチに、浸剤は腺病質に用いる。根を、淋菌性炎症、梅毒、月経不順、緩下剤に用いる。全草を痛み止めや腫れ物に、種子を腹痛に用いる。
生薬名 馬鞍藤(全草)
その他の成分利用 沖永良部島では、干して焼いた灰を「リュウキュウアイ染」に混用する。
有用・有毒成分
食用 食用や飼料とするが、大量に食べると有毒である。
加工利用
植栽利用・観賞利用 地被植物、修景植栽、斜面緑化に用いる。甘藷苗の接木に用いる。堆肥に用いる。
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/内藤喬(1956)奄美大島有用植物誌.鹿児島大学南方産業科学研究所報告 1(3):97-151./橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./竹松哲夫・一前宣正(1987)世界の雑草(1)-合弁花類-.全国農村教育協会./安藤敏夫・小笠原亮・森弦一(2001)日本花名鑑(1)2001-2002.アボック社./鹿児島県環境生活部環境保護課(2003)鹿児島県の絶滅のおそれのある野性動植物 植物編 -鹿児島県レッドデータブック-.鹿児島県環境技術協会.