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 このデータベースの記述は文献をもとに有用性に関する様々な情報を簡単に要約して記述したものです。各種の詳細や利用方法については必ず参考文献や専門書をご確認下さい。薬用を考えておられる方は医師や薬剤師などの専門の方にご相談の上で用いてください。生薬などの取り扱いに関しては、薬事法などの対象になるものも含まれておりますので、ご注意下さい。
野生植物[加工利用されている種]
の行です
あ かさたなはまやらわ
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和名(表示順) 学名 科名 加工利用
タイミンタチバナ Myrsine seguinii Lév ヤブコウジ 木材を、建築、枕木、垂木、薪炭、砂糖樽に用いる。
タイワンウオクサギ Premna corymbosa var. obtusifolia Fletch. クマツヅラ 木材を、水中眼鏡の枠、疑似餌の材料に用いる。
タイワンクズ Pueraria montana Merr. マメ 茎の皮部繊維を紡績に用いる。
タブノキ Machilus thunbergii S. & Z. クスノキ 軽軟で紅褐色の心材を、建築、家具、器具、細工物、まくら木、パルプに用いる。
タラノキ Aralia elata Seem. ウコギ 木材を、器具に用いる。与路島ではイカ釣りの餌木に用いる。
ダンチク Arundo donax L. イネ 茎の皮を編み物材料に、表皮下組織を楽器のリードに用いる。草ぶき屋根の材料、製紙料に用いる。
ダンドク Canna coccinea Mill. カンナ 種子で、ネックレスや数珠を作る。
チガヤ Imperata cylindrica var. koenigii Durand & Schinz イネ 紙の原料に用いる。絹毛が多い小穂を、詰物や火口に用いる。かやぶき屋根、蓑に用いる。マルチによる雑草制御に用いる。
チシャノキ Ehretia acuminata var. obovata Johnst. ムラサキ 木材を、土木、家具、器具に用いる。
チョウジカズラ Trachelospermum asiaticum var. majus Ohwi キョウチクトウ 請島で綱として用いる。
ツヅラフジ Sinomenium acutum Rehd. & Wils. ツヅラフジ 乾いた蔓を、編物細工の材料に用いる。
ツノクサネム Sesbania cannabina Pers. マメ 繊維をアサの代用品にする。
ツブラジイ Castanopsis cuspidata Schottky ブナ 木材を、建築、器具に用いる。
ツルボ Scilla scilloides Druce ユリ 様々な染色体数の系統があり、細胞遺伝学の研究材料に用いる。
テイカカズラ(リュウキュウテイカカズラの可能性あり) Trachelospermum asiaticum f. intermedium Nakai キョウチクトウ 奄美大島では、屋根葺のススキを固定する綱の代用にした。
デイゴ Erythrina variegata L. マメ 白色で軽い材は、下駄、漆器、楽器、臼、箱、棺に用いる。
テリハボク Calophyllum inophyllum L. オトギリソウ 木目の美しい木材を、建築、家具、丸木舟に用いる。
テンツキ Fimbristylis dichotoma Vahl カヤツリグサ フィリピンではマットの原料に用いる。
トウワタ Asclepias curassavica L. ガガイモ 種子の長毛繊維を、綿の混ぜ物に用いる。茎から繊維を取る。
トキワガキ Diospyros morrisiana Hance カキノキ 木材を、竹馬、鎌の柄、良質の薪炭に用いる。
トキワススキ Miscanthus floridulus Warb. イネ 屋根葺、垣根、小屋の壁、畳表、炭俵、箒に用いる。茎を、盆の精霊の箸にする。
トゲカズラ Pisonia aculeata L. オシロイバナ マレーシアでは粘着性の強い果実を鳥や小型哺乳類の捕獲に用いる。
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