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在来作物・果樹類
種類 野菜 ターマン
呼び名 田芋(ターマン)
方言名 ウム、クワリ、クワリー、クワーリ(奄美大島)、タームジ(与論島)
作物・果樹名 サトイモ
学名 Colocasia gigantea (Blume) Hook.f.
科名 サトイモ
来歴 奄美大島で栽培される在来品種。
特徴 奄美大島では葉色、茎色、芋の形状、早晩性などに様々な系統のものが見られる。水田で水を張って栽培される。茎の部分もクワリと呼ばれ食用にされる。
文献 鹿児島県園芸振興協議会(平成14年9月)昔から伝わる鹿児島の地方野菜/名瀬市営農振興課(2005)いっぱい食べよう!島野菜BOOK/東四郎・阿部美紀子・緒方信一・飛田洋・横田和登(1976)薩南諸島における伝承的薬用及び毒性植物調査報告.鹿児島大学理学部紀要9: 129-150/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/TANIMOTO Tadayoshi & TSUCHIYA Hideo , MATSUMOT0 Takeshi (1983)Geographical Variation in Morphological Characters of Inflorescence in Taro (Colocasia esculenta Schott).Japanese Journal of Breeding 33(3): 259-268./茂野幽考(1978)奄美の染料植物.大島紬の染と織,p.42-51.奄美文化研究所/龍郷町誌歴史編さん委員会(1988)旧藩時代の生活.龍郷町誌歴史編,p.234-243.鹿児島県大島郡龍郷町/登山修(2000)植物の民俗.奄美民俗雑話.春苑堂出版/斎藤毅・坂口彰(1972)喜界島のミズイモ栽培に関する文化地理学的考察.鹿児島地理学会紀要 20(1).鹿児島地理学会