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野生植物
整理番号 48670
和名 ハッカ
別名
学名 Mentha arvensis var. piperascens Malinv.
別学名 Mentha aquatica L.
科名 シソ
別科名
方言名 ハッカイン(奄美大島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 全国
民間療法 葉は、鎮痙、駆風、芳香性健胃作用があり、慢性リウマチ、打ち身、五十肩に浴用し、健胃やかぜには煎服する。その他、整腸、鎮痛、鎮痒、制菌、鼻腔、解熱、鼻炎に薬効があるとされる。
生薬名 薄荷・薄荷葉(葉)
その他の成分利用 石鹸やタバコ歯磨きの香料にする。
有用・有毒成分 精油のl-メントール、l-メントン、イソメントン、プレゴン、カンフェン、l-シモネン、ピペリトン、エルメントール、タンニン、l-メントールグルコシドを含む。
食用 清涼用の口中香料、飲物、製菓材料に利用する。
加工利用
植栽利用・観賞利用
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./前田光康(1990)沖縄の民間療法と薬草.医聖社./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/鹿児島県薬剤師会(2002)薬草の詩-自然とのふれあいをもとめて-.南方新社./橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館.