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野生植物
整理番号 02120
和名 ホウライシダ
別名
学名 Adiantum capillus-veneris L.
別学名
科名 ミズワラビ
別科名 ホウライシダ、ワラビ
方言名
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 本州(千葉)以西
民間療法 全草に、鎮咳の作用があり、喘息、気管支炎、去痰、喉の腫れ、慢性鼻カタル、発汗、消炎、黄疸、下痢、喀血、利尿、狂犬の咬み傷、月経促進、膀胱、脾臓、腎臓の結石に用いる。
生薬名 猪鬃草(全草)
その他の成分利用
有用・有毒成分 アジアントン、アジアントキサイドなど5種のトリテルペン、コーホー酸などの芳香族、ルチン、イソクエルセチンなど9種のフラボノイド、脂質としてジアセチルグリセロール0,4'ホモセリン、粘液質、タンニン、没食子酸、苦味質のカプラリンを含む。
食用
加工利用
植栽利用・観賞利用 アジアンタムの名で観賞用に栽培する。
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./岩槻邦男(1992)日本の野生植物 シダ.平凡社./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./アンドリュー・シェヴァリエ(2000)世界薬用百科事典.誠文堂新光社.