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野生植物
整理番号 38740
和名 フカノキ
別名
学名 Schefflera octophylla Harms
別学名 Agalma lutchuense Nak.
科名 ウコギ
別科名
方言名 アサグル(徳之島、沖永良部島)、アサグロ、アサゴロ(奄美大島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 九州南部以南
民間療法 茎皮や根皮を、風邪や喉の痛み、関節痛、骨折に用いる。
生薬名 鴨脚皮(茎皮や根皮)
その他の成分利用
有用・有毒成分
食用 葉は牛の飼料にする。
加工利用 木材を、細工物、マッチの軸木、下駄の他、奄美群島では砂糖樽に用いる。
植栽利用・観賞利用 台湾では庭園樹に用いる。水田の緑肥に用いる。
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/内藤喬(1956)奄美大島有用植物誌.鹿児島大学南方産業科学研究所報告 1(3):97-151./林弥栄(1985)山渓カラー名鑑日本の樹木.山と渓谷社./大迫靖雄・井上進・代田省蔵(1983)奄美地方の広葉樹材に関する研究(II).熊本大学教育学部紀要. 自然科学 32:105-123.熊本大学教育学部/藤田晋輔 (1990)奄美大島に生育する広葉樹材の材質特性と用途(4)アサグロおよびツンギ材について .鹿児島大学農学部演習林報告18:21-28.鹿児島大学農学部/藤田晋輔(1988)奄美大島を含む南九州地域に生育する広葉樹材の有効利用に関する研究.科学研究費補助金データベース.国立情報学研究所