野生植物
整理番号 | 37870 |
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和名 | モモタマナ |
別名 | コバテイシ |
学名 | Terminalia catappa L. |
別学名 | - |
科名 | シクンシ |
別科名 | - |
方言名 | - |
法令指定・レッドデータブック掲載 | 鹿児島県:分布重要 |
分布 | 奄美群島以南、小笠原 |
民間療法 | 樹皮と葉は煎剤として、下熱、下痢止め、咳止め、泌尿器病、糖尿病、膀胱カタル、結石に用いる。果実は下剤として用いる。 |
生薬名 | - |
その他の成分利用 | 果実のタンニンを、黒色染料に用いる。マレーシアでは歯を染める。 |
有用・有毒成分 | アミノ酸のロイシン、フェニルアラニン、メチオニン、バリン、シスチンを含む。葉は、ポリフェノールのコリラギンを含む。樹皮は、フラボノイドを含む。果実は、脂肪酸のオレイン酸、リノール酸、パルミン酸、ステアリン酸、加水分解され易いタンニン、テルフラビン A、テルフラビン B、テルガラギン、テルカタイン、タンニン、プニカリン、プニカギン、2,3-[(S)-4,4',5,5',6,6'-ヘキサヒドロキシ ジフェノイル]-D-グルコース、ケブラギック酸、ゲラニン、ゲラニンB、1-デスガロイレウゲニン、コリラギンを含む。 |
食用 | 果実は炒って食用にする。仁の油は、アーモンド油の代用になる。 |
加工利用 | 灰褐色の木材を、家や船の材料に用いる。 |
植栽利用・観賞利用 | 街路樹、日陰樹に用いる。 |
参考文献 | 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./鹿児島県環境生活部環境保護課(2003)鹿児島県の絶滅のおそれのある野性動植物 植物編 -鹿児島県レッドデータブック-.鹿児島県環境技術協会. |