野生植物
整理番号 | 35325 |
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和名 | イチビ |
別名 | - |
学名 | Abutilon theophrasti Medic. |
別学名 | Abutilon avicennae Gaertn |
科名 | アオイ |
別科名 | - |
方言名 | シャーヌクシ(与論島) |
法令指定・レッドデータブック掲載 | - |
分布 | 栽培、逸出 |
民間療法 | 種子を、利尿、緩下、できもの、催乳に用いる。全草や葉を、できもの、緩下、中耳炎に煎服する。根を、下痢に煎服する。 |
生薬名 | ケイ実(種子)、ケイ麻(全草または葉) |
その他の成分利用 | - |
有用・有毒成分 | 種子は、リノール酸のグリセリド等からなる脂肪油を含む。葉は、ルチンを含む。根は、ペントサン、メチルペントサン、ウロン酸を含む。 |
食用 | 羊にのみ飼料価値が認められている。 |
加工利用 | 茎から繊維をとり、ジュートの代用として混ぜてロープや麻袋をつくる。くず繊維を紙の原料に、茎葉は燃料に用いる。 |
植栽利用・観賞利用 | - |
参考文献 | 初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館./竹松哲夫・一前宣正(1993)世界の雑草(2)-離弁花類-.全国農村教育協会. |