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野生植物
整理番号 31130
和名 シマニシキソウ
別名
学名 Euphorbia pilulifera L.
別学名 Euphorbia hirta L.
科名 トウダイグサ
別科名 タカトウダイ
方言名 ウンニヤ(徳之島)、カネクグサ、ヒームチグサ(奄美大島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 本州(近畿)以西
民間療法 全草の生汁、煎剤や浸剤を、梅毒、消毒、利尿、喘息、肺気腫、眼炎、傷薬として用いる。全草の煎汁で皮膚炎や湿疹を洗浄する他、しらくも、たむし、水虫に外用する。
生薬名
その他の成分利用
有用・有毒成分 茎は、フリーデリン、β-シトステロール、ヘントリアコンタン、β-アミリンを含む。花は、エラグ酸を含む。茎葉は、トリテルペンのタラキセロール、タラクセロン、α、β-アミリン、ステロールのカンペステロール、スチグマステロール、シトステロール、エウフォール、ユーホルボル、チルカロール、フラボノイドのレウコシアニドール、クエルシトール、ボルネオール、クロロフェノール酸を含む。地上部は、シキミ酸、コリン、D-イノシトール、グルコース、フルクトース、ショ糖、24-メチレンシクロ-アルテノール、シクロアルテノール、β-シトステロール、ユーホルボル、エキサコサネート、β-アミリンアセテート、l-ヘキサコナール、タイニーアトキシン、12-デオキシ-4β-ヒドロキシホルボール-13-ドデカノエート-20-アセテート、12-デオキシ-4β-ヒドロキシホルボール-13-フェニルアセテート-20-アセテート、インゲノール、トリアセテート含む。葉は、ルチン、ケルセチン、ラムノシド、n-オクタコサノール、β-シトステロールのケンフェロール、アフゾリン、ミリセチン、ケルセチン-7-グルコシド、ミオイノシトール、没食子酸、プリトカテク酸、タンニンのエウフォルビンC、D、E、A、Fを含む。
食用
加工利用
植栽利用・観賞利用
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./前田光康(1990)沖縄の民間療法と薬草.医聖社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./竹松哲夫・一前宣正(1993)世界の雑草(2)-離弁花類-.全国農村教育協会.