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野生植物
整理番号 29140
和名 メドハギ
別名
学名 Lespedeza cuneata G. Don
別学名
科名 マメ
別科名
方言名 ショウリョウバシ(奄美大島、加計呂麻島)、シヨロバシ、ショロバシ(喜界島、奄美大島、徳之島、沖永良部島)、ソウリヨウバシ、ソーリョバシ、ハガ(奄美大島)、ワラビナシオーシ(与論島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 全国
民間療法 全草は、咳止め、去痰の作用があり、強壮剤、遺精、喘息や慢性の気管支炎、急性胃炎、下痢、傷、肝臓病、視力の減退、血行促進、解熱、利尿、解毒、毒蛇の咬傷に用いる。ウシの下痢やブタの丹毒に用いる。
生薬名 夜関門(全草)
その他の成分利用
有用・有毒成分 ピニトール、フラボノイドのフェルセチン、ケンフェロール、ビチキシン、オリエンチン、フェノール性成分、タンニン、β-シトステロールを含む。
食用 痩地での生育に優れた牧草で、採草、放牧用に利用する。
加工利用
植栽利用・観賞利用 お盆の精霊用に箸に用いる。緑肥、荒地の土壌改良、斜面緑化、表土の侵食防止に用いる。
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/内藤喬(1956)奄美大島有用植物誌.鹿児島大学南方産業科学研究所報告 1(3):97-151./三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館./竹松哲夫・一前宣正(1993)世界の雑草(2)-離弁花類-.全国農村教育協会./近藤典生・湯浅浩史(1989)マメ科資源植物便覧.内田老鶴圃./清水矩宏・宮崎茂・森田弘彦・廣田伸七(2005)牧草・毒草・雑草図鑑.畜産技術協会.