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野生植物
整理番号 26430
和名 マルバノシャリンバイ
別名 (シャリンバイ)
学名 Rhaphiolepis umbellata var. integerrima R. Deut
別学名 Rhaphiolepis umbellata var. mertensii Mak.; Rhaphiolepis indica var. integerrima Kitam.
科名 バラ
別科名
方言名 テーチギ(奄美群島)、アクチ、ティチギ、デッギ、ティチギ(奄美大島)、テアッチ、アクチ(徳之島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 本州(中部)以西
民間療法
生薬名
その他の成分利用 大島紬の染料に用いる。徳之島では老木の樹皮を魚毒に用いる。
有用・有毒成分
食用 与路島では山羊が食べる。奄美大島では実を食用にする。
加工利用
植栽利用・観賞利用
参考文献 東四郎・阿部美紀子・緒方信一・飛田洋・横田和登(1976)薩南諸島における伝承的薬用及び毒性植物調査報告そのII.奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島、喜界島.鹿児島大学理学部紀要(地学・生物学)9:129-150./朝比奈勝(1976).染織と生活第13号.染織と生活社./改定名瀬市誌編纂委員会(1996)食.改定名瀬市誌3巻民俗編,p.77-95.名瀬市役所/後藤捷一(1976)郷土の染色I四国・九州地方.染色と生活 13: 17-29.染色と生活社/茂野幽考(1976)奄美染色考.染色と生活 13: 98-101.染色と生活社/茂野幽考(1978)奄美の染料植物.大島紬の染と織,p.42-51.奄美文化研究所/税所宏信(2001)奄美大島におけるシャリンバイ人工林の成育状況.鹿児島県林業試験場研究報告6号 p.21-30.鹿児島県林業試験場/龍郷町誌歴史編さん委員会(1988)旧藩時代の生活.龍郷町誌歴史編,p.234-243.鹿児島県大島郡龍郷町/藤本滋生(1981)本邦に自生する植物の澱粉に関する研究 (第3報) アラカシ, スダジイ, ソテツ, イチョウ,シャリンバイ, ビワの澱粉について.澱粉科学28: 180-187.日本応用糖質科学会/和田全弘・竹田晋也・渡辺弘之(1993)地場産業と結びついた林産物生産ー大島紬と染色原料シャリンバイの生産を事例としてー.日本林学会論文集104 :29-30.日本林学会/和田全弘・竹田晋也・渡辺弘之(1993)地域の特用林産物を利用した地場産業の振興--奄美群島における大島紬と染色原料シャリンバイの生産を事例として.京都大学農学部演習林報告 65:238-250.京都大学農学部/初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会.