野生植物
整理番号 | 22320 |
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和名 | オランダガラシ |
別名 | クレッソン、クレソン |
学名 | Nasturtium officinale R. Br. |
別学名 | - |
科名 | アブラナ |
別科名 | - |
方言名 | オランダゼリ、シンプセリ、シンプヤサイ(奄美大島) |
法令指定・レッドデータブック掲載 | - |
分布 | 帰化(全国) |
民間療法 | 血液浄化、強壮、ビタミン源、解毒の作用がある。全草を、気管支炎、利尿、発熱、黄疸に用いる。消化促進、肺結核、肺の疾患には食用とする。膏薬として潰瘍にする他、ニコチン中毒にも用いる。 |
生薬名 | 西洋菜乾(全草) |
その他の成分利用 | - |
有用・有毒成分 | 地上部は、ビタミンA、B1、B2、C、E、無機質のヨウ素、鉄、リンを含む。葉は、アスコルビン酸、エルカ酸油、トリグリセリド、デヒドロアスコルビン酸、香り成分のフェニルプロピオニトリル、8-メチルチオオクタノニトリル、9-メチル-チノナノニトリル、3-ブテンニトリル、フェニルアセトニトリル、7-メチルチオヘプタンニトリルを含む。 |
食用 | 若葉や若い茎を生または加熱して食用にする。 |
加工利用 | - |
植栽利用・観賞利用 | - |
参考文献 | 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/川原勝征(2005)山菜ガイド野草を食べる.南方新社./鹿児島県薬剤師会(2002)薬草の詩-自然とのふれあいをもとめて-.南方新社./橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館./竹松哲夫・一前宣正(1993)世界の雑草(2)-離弁花類-.全国農村教育協会./アンドリュー・シェヴァリエ(2000)世界薬用百科事典.誠文堂新光社. |