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野生植物
整理番号 00900
和名 ゼンマイ
別名
学名 Osmunda japonica Thunb.
別学名
科名 ゼンマイ
別科名
方言名 ワラビ(沖永良部島?)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 全国
民間療法 全草に、殺虫、利尿、補血、催乳の作用があり、貧血、浮腫に用いる。
生薬名 紫萁薇・貫衆(全草)
その他の成分利用
有用・有毒成分 根茎は、ナポステロンA、昆虫変態ホルモンのエクジソン、エクジステロンを含む。脂質のジアシルグリセリルトリメチルホモセリン、ケンペロール配糖体など5種のフラボノイドを含む。
食用 代表的な山菜の一つである。新芽、栄養葉、胞子葉の葉柄をあく抜きして利用する。
加工利用 根茎を、着生植物栽培の材料に用いる。
植栽利用・観賞利用
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./岩槻邦男(1992)日本の野生植物 シダ.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/川原勝征(2005)山菜ガイド野草を食べる.南方新社./鹿児島県薬剤師会(2002)薬草の詩-自然とのふれあいをもとめて-.南方新社./三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館.