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野生植物
整理番号 12180
和名 ムクノキ
別名
学名 Aphananthe aspera Planch.
別学名
科名 ニレ
別科名
方言名
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 本州(関東)以西
民間療法 樹皮や根皮に、鎮痛効果があり、腰部のねんざや疼痛に煎服する。
生薬名 糙葉樹<ゾウヨウジュ>(樹皮・根皮)
その他の成分利用
有用・有毒成分 樹液は、アンチアリンに似た有毒成分を含む。
食用 甘い石果は食べられる。
加工利用 淡黄褐色で重さ硬さ中庸の強靭な木材を、建築、てんびん棒、器具、楽器、運道具に用いる。剛毛のある葉を、木地や鼈甲の研磨用に賞用する。
植栽利用・観賞利用 公園樹、庭園樹に用いる他、神社に植えられる。
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./鹿児島大学「鹿児島大学植物園の樹木たち」編集委員会(2004)鹿児島大学植物園の樹木たち.鹿児島TLO./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館./林弥栄(1985)山渓カラー名鑑日本の樹木.山と渓谷社.