野生植物
整理番号 | 69710 |
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和名 | ヨシ |
別名 | アシ |
学名 | Phragmites australis Trin. ex Steud. |
別学名 | Phragmites communis Trin. |
科名 | イネ |
別科名 | - |
方言名 | フサブウ、クサブフ(奄美大島)、ダーシバー(喜界島?) |
法令指定・レッドデータブック掲載 | - |
分布 | 全国 |
民間療法 | 茎や根茎を、浸剤または煎剤として、消炎、利尿、止瀉、健胃、駆風、浄血、梅毒、リウマチ、中毒、黄疸、止血、便秘、しゃっくりに用いる。 |
生薬名 | 蘆根(根茎)、蘆茎(茎) |
その他の成分利用 | - |
有用・有毒成分 | 根は、アスパラギン酸、コイクソール、ビタミンB1、B2、C、タンパク質を含む。茎は、セルロース、ペントサン、リグニンを含む。リグノサルフォニック酸、Na リグノサルフォネート、Ba リグノサルフォネート、トリシンを含む。葉は、アミノ酸のアラニン、バリン、グリシン、ロイシン、セリン、トレオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、ヒスチジン、メチオニン、システイン、シスチン、フェニルアラニン、トリプトファン、チロシン、ジオクサンリグニン、多糖類を含む。 |
食用 | 若芽を食用にする。葉をちまきに用いる。 |
加工利用 | 茎を、よしず、簾、屋根、壁、パルプ原料、和楽器に用いる。 |
植栽利用・観賞利用 | - |
参考文献 | 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館. |