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野生植物
整理番号 64370
和名 ホテイアオイ
別名 ホテイソウ
学名 Eichhornia crassipes Solm-Laub.
別学名
科名 ミズアオイ
別科名
方言名 ウキクサ(沖永良部島)、ウキグサ、ミズクサ(奄美大島)
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 帰化
民間療法 茶剤または煎剤として、浄血に用い、ハップや浴剤として、打ち身や傷薬に用いる。
生薬名
その他の成分利用
有用・有毒成分 ビタミンAを含む。根は、多糖類、アミノ酸のアスパラギン酸、グルタミン酸、セリン、グリシン、チロシン、オルニチン、トレオニン、リジン、アルギニン、γ-アミノブチリック酸、ロイシン、バリン、フェニルアラニン、プロリン、メチオニン、ポリアミンのシム-ホモスペルミジン、脂質のフォスファチジルコリン、脂肪酸のパルミン酸、リノール酸を含む。葉は、糖類、脂肪酸のパルミチン酸を含む。葉柄は、脂肪酸のリノール酸を含む。花は、脂質のフォスファチジルエタノールアミン、脂肪酸のリノレン酸、リノール酸を含む。
食用 ジャワでは若芽や花序を食用にする。家畜飼料するが栄養価は低い。
加工利用 セルロース原料に用いるが、収量は低い。
植栽利用・観賞利用 観賞用の水草として栽培する。
参考文献 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./竹松哲夫・一前宣正(1997)世界の雑草(3)-単子葉類-.全国農村教育協会./山崎美津夫・山田洋(1994)世界の水草III.ハロウ出版社.