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野生植物
整理番号 60170
和名 セイヨウタンポポ
別名
学名 Taraxacum officinale Web.
別学名
科名 キク
別科名
方言名
法令指定・レッドデータブック掲載
分布 帰化
民間療法 利尿、解毒の作用があり、根または全草を、健胃、強壮、緩下剤、発汗、解熱、にきびや乾癬などの皮膚疾患、骨関節症や痛風の関節炎、胆石の予防、二日酔い、催乳に用いる。
生薬名 蒲公英(全草)
その他の成分利用
有用・有毒成分 葉は、クマリン、カロチノイド、ミネラルのカリウムを含む。根はタラキサコシド、フェノール類、ミネラルのカリウムやカルシウムを含む。花粉は、ステロ-ルの4α,14α-ジメチル-8-コレステン-3β-ol、(31-ノルジヒドロラノステロール)を含む。花は、アルニジオール、ルテイン、フラボキサンチンを含む。その他、ステロールのタラクサステロール、スティグマステロール、フラボンのアピゲニン、ルテオリン、サポニン、ラクツコピキリン、タラクセロール、タラクサシン、タラクソール、β-アミリン、ルテイン、ビオラキサンチン、プラストキンン、コリン、レブリン、イヌリン、ペクチン、ビタミンA、B、C、Dを含む。
食用 葉をサラダにするなど、栽培品種とともに若葉、茎、根は食用にする。乾燥して炒った根を、コーヒの代用にする。
加工利用
植栽利用・観賞利用
参考文献 初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./川原勝征(2005)山菜ガイド野草を食べる.南方新社./橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./三橋博(1988)原色牧野和漢薬草大図鑑.北隆館./竹松哲夫・一前宣正(1987)世界の雑草(1)-合弁花類-.全国農村教育協会./アンドリュー・シェヴァリエ(2000)世界薬用百科事典.誠文堂新光社.