野生植物
| 整理番号 | 55590 |
|---|---|
| 和名 | コセンダングサ |
| 別名 | － |
| 学名 | Bidens pilosa L. |
| 別学名 | － |
| 科名 | キク |
| 別科名 | － |
| 方言名 | サシ（奄美大島、沖永良部島、与論島）、サシィ、サシクサ（奄美大島） |
| 法令指定・レッドデータブック掲載 | － |
| 分布 | 本州以南 |
| 民間療法 | 全草に、解熱、止瀉、鎮痛、消炎作用があり、黄疸、肝炎、急性腎炎、腹痛、下痢、糖尿病、腸の寄生虫駆除に煎服する他、赤痢、噴門痙攣、食道拡張症、脳腸炎、月経促進に有効とされる。咽喉痛には、うがいをし、腫物は洗浄する。 |
| 生薬名 | 金盞銀盤・刺針草（全草） |
| その他の成分利用 | － |
| 有用・有毒成分 | 1-フェニル-1,3,5-ヘプタトリンを含む。葉は、オカニン 4'-0-β-D-(2",4",6"-トリアセチル)-グルコシド、オカニン 4'-0-β-D-(6"-トランス-p-クマロイル)-グルコシド、オカニン-3'-0-β-D-グルコシド、精油のモノテルペン炭化水素 (主にリモネン)、モノテルペン アルコール、(主に ボルネオール)、セスキテルペン 炭化水素 (主にゲルマクレン D - β-カリオフィレン)、セスキテルペン アルコール (主に T-ムウロロール、α-カディノール)を含む。 |
| 食用 | 若葉や野菜とする。 |
| 加工利用 | － |
| 植栽利用・観賞利用 | － |
| 参考文献 | 海中公園センター（1968）海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書．鹿児島県．／初島住彦（1986）改訂鹿児島県植物目録．鹿児島植物同好会．／天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集．新星図書出版／橋本吾郎（1996）ブラジル産薬用植物事典．アボック社．／三橋博（1988）原色牧野和漢薬草大図鑑．北隆館．／竹松哲夫・一前宣正（1987）世界の雑草(1)－合弁花類－．全国農村教育協会．／アンドリュー・シェヴァリエ（2000）世界薬用百科事典．誠文堂新光社． |