野生植物
整理番号 | 54496 |
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和名 | カッコウアザミ |
別名 | - |
学名 | Ageratum conyzoides L. |
別学名 | - |
科名 | キク |
別科名 | - |
方言名 | カックーアザミ(沖永良部島)、ヤギクサ(徳之島) |
法令指定・レッドデータブック掲載 | - |
分布 | 帰化(関東以西) |
民間療法 | 強壮、食欲促進、消化、通経、駆風、下痢止め、腸内のガス、リウマチ、脚気、利尿、目薬、解熱、風邪、咽喉痛、外傷に用いる。 |
生薬名 | - |
その他の成分利用 | - |
有用・有毒成分 | トリテルペノイド、ステロイドを含む。葉は、スチグマスト-7-エン-3-オール、ケルセチン、ケンフェロール、フマル酸、カフェイン酸、スチグマステロールl、α-スピナステロール、精油のアゲラトクロメン、デメトキシ-アゲラトクロメン、フラボノイドのケルセチン、ケンフェロール-3-ラムノグルコシド、ケンフェロール 3,7-ジグルコシドを含む。茎は、フラボンの5'-メトキシノブレチンを含む。全草は、抗昆虫ホルモンのアゲラトクロメン、6-デメトキシアゲラトクロメン、クロメン、コニゾイグン、フラボン、エウパレスチン、アゲコニフラボン A (5,6,7-トリメトキシ-3'4'-メチレンジオキシフラボン)、アゲコニフラボン B (5,6,7,3'-トリメトキシ-4'-ヒドロキシフラボン)、アゲコニフラボン C (5,6,7,3',5'-ペンタメトキシ-4'-ヒドロキシフラボン)、5,6,7,5'-テトラメトキシ-3',4'-メチレンジオキシフラボン、リンデロフラボン B、エウパレスチン、ノビレチン、5'-メトキシノビレチン、シネンセチン、5,6,7,3',4',5'-ヘキサメトキシフラボン、5,6,7,8,3'-ペンタメトキシ-4'-ヒドロキシフラボン、5,6,7,8,3',5'-ヘキサメトキシ-4'-ヒドロキシフラボンを含む。 |
食用 | - |
加工利用 | - |
植栽利用・観賞利用 | 観賞用に栽培する。 |
参考文献 | 海中公園センター(1968)海中公園センター調査報告 奄美群島自然公園予定地基本調査書.鹿児島県./初島住彦(1986)改訂鹿児島県植物目録.鹿児島植物同好会./堀田満(1989)世界有用植物事典.平凡社./天野鉄夫(1979)琉球列島植物方言集.新星図書出版/大野隼夫(1995)奄美諸島植物方言集.奄美文化財団/橋本吾郎(1996)ブラジル産薬用植物事典.アボック社./竹松哲夫・一前宣正(1987)世界の雑草(1)-合弁花類-.全国農村教育協会. |